趣味用VPSをLinodeからWebarena Indigoに移した

Overview

何ヶ月か前にLinodeから値上げの通知がありました。(2023/3に通知、4月から値上げ)

コスパが良かったLinodeですが円安でうーん…となっていたところに値上げの通知が来たので、とりあえず高いインスタンスだけすぐ移してしまおうと思いMastodonだけはXserver VPSに移しました。

ただそれ以外(といっても1台ですけど)の安いインスタンスは放置しており。

しばらく仕事やらゲーム熱やらで忙しかったのですが、ちょっと落ち着いてきたので2ヶ月遅れで作業しました。

Akamaiに買われたあとなんかLinodeのNWがおかしくてちょいちょいmackerelからアラートメール来ててウーンとなっていたのもある。

移行内容

もともと

  • Linode Nanode + 自動スナップショットで月$7.7(大体1100円くらい)
  • Ubuntu 20.04
  • docker-compose
    • Caddy
    • Navidrome
    • n8n
  • Cloudflare Warp
  • rcloneでgoogle driveマウント

これから

  • Webarena Indigo 1vCPU/1GB 月400円(前まで350円くらいだったけど7/1から値上がった)
  • 移行作業自体はほぼディレクトリと各種設定ファイルをそのまんまよっこいしょするだけ。簡単
  • rcloneは元々tmuxから rclone mount で手動マウントしてたけど、systemdのユーザーモードから自動でマウントさせてます

こんなの。パスは実際のものでは無いです。あと loginctl enable-linger もしてる。

% cat ~/.config/systemd/user/home-aries-media.mount
[Unit]
After=network-online.target
[Mount]
Type=rclone
What=media:
Where=/home/aries/media
Options=rw,allow_other,args2env,vfs-cache-mode=writes,config=/home/aries/.config/rclone/rclone.conf,cache-dir=/home/aries/.local/var/rclone
[Install]
WantedBy=default.target

dockerからマウント先見せるなら /etc/fuse.confuser_allow_other もお忘れなく。

  • Linodeと違って自動スナップショットは無いので、定期的に(1年置きくらいかな…)手動でバックアップ取る想定
    • 重要度低いから、困ったとき(例えばVPSインスタンスいきなり消されるとか)でも一応再開できる程度になってれば全く問題無い
    • 更新頻度が高いファイルなんてnavidromeのsqlite、しかも再生履歴と再生回数くらいだから消えても大したことない
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